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祝15周年!「PARTY 7」先行上映会

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11月20日、シネセゾン渋谷の15周年記念イベントとして、同劇場で公開予定の「PARTY 7」の完成披露とも言うべき先行上映会が行われた。石井克人監督をはじめ、噂の7人衆(実際は6人だった)が豪華に勢揃い。プラチナチケットめぐる熾烈な戦いとは裏腹に、いつになく平和な舞台挨拶が行われた。


ご出席(敬称略)
石井克人 監督
永瀬正敏 (ミキ シュンイチロウ)
小林明美 (ミツコシ カナ)
岡田義徳 (トドヒラ トドヘイ)
浅野忠信 (オキタ ソウジ)
原田芳雄 (キャプテン・バナナ)
我修院達也 (若頭)


<上映前の舞台挨拶より>
<下手から岡田、小林、永瀬、石井、浅野、原田、我修院の順に整列>
司会 今日は忙しい中わざわざこれだけのメンバーに集まっていただけました。さぁそれではですね、あらためまして皆様に一言ずつご挨拶をいただきたいと思います。
まずは、やっぱり監督。石井克人監督から皆様にご挨拶お願いします。

石井克人監督 (折り目のないグレー系の服にたばね髪)
  はい、どうも、えーはじめまして、石井といいます。えーと(笑)、挨拶って何言えばいいのかな(笑)?

司会 いやぁ、もちろんこれから皆さん映画ご覧いただきますので、この映画を作ったいきさつについて。

石井 あ、いきさつですか。えーと、なんか、そうですねぇ、あの、いきさつは単純に一生懸命な人がすごくバカなことをやってたら面白いだろうなぁと思って、考えてしまって、それがまぁ、いいんじゃないのぉ?という感じになって、あの、映画を作らせてもらったという感じなんですけれど。どうですかね?

司会 あの、私も皆さんもそうだと思うんですけれども、「鮫肌男と桃尻女」でファンになった方も多いと思うんですね、今回は一体どこらへんの映像に、そしてストーリーにこだわっているんでしょう?

石井 えーっとですね(笑)、ま、基本的に映像は全部こだわってるっていうか、凝った感じの作りになってると思います。それであと、アニメがけっこういっぱい出てくるんで、ま、それはけっこう、あの、新しいかな?というか、アニメ的には。後は、ま基本的にその普段みんなが思っているような感じの、その役者さんたちの芝居ではないので、なんかそういう変なところをですね、笑っていただけるとすごく嬉しいなぁと思います。

司会 はい、どうもありがとうございました。
<拍手>
  では続きまして、お隣の、今回は初、石井監督とご一緒になられたんですよね?永瀬正敏さん、よろしくお願いいたします。


永瀬正敏さん  
  • 黄色地の豹柄T
  • グレイのデニムの切りっぱなしショートコートにバッジがいっぱい
  • 黒のスリムパンツ
  • 黒のラバーソール
  • シルバーグレイのマニキュア!?
  こんばんは。
こんばんは!
  あぁ(笑)!はい、ナガセです。
<笑>
司会 あの、永瀬さん、初めて石井監督とお仕事ご一緒されて、どんな監督でした?

永瀬 とても楽しかったです、はい。
...シーン (-_-)
  えっ?
<笑>
司会 あの、今回のですね、(ちょー早口で) この演出の中でご一緒になるの初になるわけですよね、で、石井監督の作品っていうのもまたちょっと個性的だと思うんですけれども、自分の役についてはどんな風に演技指導されたりとか、ご自分でこだわった点とかありますか?

永瀬 (圧倒されて) あの、見ていただければきっと、はい、わかっていただけると思いますけど(笑)
<笑>
  いや、(こだわったのは) 全部です。あの、頑張りました。

司会 はい、どうもありがとうございました。
<拍手>
  では、お隣の、今回紅一点になりますね、小林さん、よろしくお願いいたします。

小林明美さん (白い膝丈コート、素足にミュール。ギャル風。)
  はじめまして、小林明美です。

司会 小林さんは、あの監督とはCMでご一緒になったんですよね。で、今回、斬新な悩殺ルックで、そして映画に出て来ているわけなんですけど、どうですか?実際に演じてみては。

小林 そうですね、あの演技っていうものが初めてだったんで、スゴイ緊張しました。でもスタッフとか、あと役者さんの皆さんすごく、あの、そうですね、優しかったんで、すごい演り易かったです。

司会 一番自分で見てもらいたいところはどこでしょう?

小林 そうですね、あの、今言っちゃうとつまんないので、ハイ。とりあえず(笑)見て欲しいところは、ちょっと今言ったらちょっとつまんないと思うんで、見てからのお楽しみで。

司会 じゃ、小林さんの姿をじっくりと皆さんに見ていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
<拍手>
  そして、お隣の岡田義徳さん、お願いいたします。

岡田義徳さん (プチモヒカン、おしゃれ!)
  こんばんは、岡田義徳です。
<拍手>
司会 岡田さん、あ、もう拍手が上がってるんですが、今の、すごい申し訳ないんですが、このルックスとあの映像の中の(笑)ルックスがあまりにも違うんですが。

岡田 ええ。

司会 自分であの役をもらったときはどんな気分になりましたか?

岡田 やぁ、嬉しかったです、正直に、ええ。で、すごく楽しんで演れたので、それが見ていただければわかると思います。

司会 撮影現場はどんな感じでした?

岡田 うーんと、常に、こう笑ってた気がします。えぇ、みんな集まってて。

司会 はい、どうもありがとうございました。
<拍手>
  さぁ、そして「鮫肌男と桃尻女」でもですね、すごいインパクトのある演技を見せて頂けました...(アサノかと思いきや) 我修院達也さん、よろしくお願いいたします。
<拍手&笑>
我修院達也さん (紫系のダブルスーツになぜかヤマダのメイク)
  こんばんは!
こんばんは!
  我修院たっちゃんでーす!
いぇーっ! (^o^)
  どうもありがとう。今回の「PARTY 7」では、若頭の役を演らしていただきまして、また石井監督にお世話になりました。ありがとうございます。あの「鮫肌...」ンときは、えぇ、ヤマダの役をいただきまして、このヤマダとこの若頭ってのは、あの従兄弟関係にあるのだそうですね。
<笑>
  でヤマダは死んじゃったもんですから、この若頭が出てくると。でヤマダ君ってのはちょっとオカマっぽい感じだったんですが、こんどの若頭は(声色で)強いですからね。えぇ、ご覧になってください。ヨロシク!
<拍手>
司会 ありがとうございます。あの我修院さん、自分としてはヤマダとこの若頭とどっちが自分に近いと思います?

我修院 両方同じだと思うんですけど、自分は。両面持ってるんじゃないかと思います、ハイ。

司会 はい、どうもありがとうございました。
<拍手>
  さぁそして(原田かと思いきや) 浅野忠信さんにお話しうかがいたいと思います。(たじろぐ姿に) よろしくお願いします(笑)。


浅野忠信さん 
  • 前髪の長いピンクがかった金髪
  • ブリーチ気味の眉と髭
  • 黒のスエットパーカー
  • モスグリーンの薄手のワークパンツ
  • 黒のスエードスニーカー
これは誰?

  (アセッて) ハイ。なんでこういうフェイントをかけて(笑)こういうことがあるんですか?今、原田さんに行くのかと思って何も考えてなかったんですが、えっと、今回はあの×××・ザ・×××の息子役をやらしてもらいました。えっと...
私:言っちゃった! (^^;
  えっとですね、あの(笑)最初に監督にどっかの映画祭に行ったときに、新しい(脚)本を監督が持ってて、それであの、僕が図々しく「読ましてください!」つって、読んだときに、あの、僕がこの映画の中の役を「面白いですね、演りたいです。」って言ってたらしいんですけど、僕は忘れてしまっったんですけど(笑)色々な人になんか「浅野さんが何であんな役やらされたんですかね?」とかいろんな人に言われて、「何でですかね?」って言ってて、でも自分で選んだから何も言えなくて。まぁ、でも見てない人にこの話をしても、あんましょうがないんでもう止めますけど、楽しんでってください。

司会 あの、浅野さん、たぶん見てない方もですね、ちょっと浅野さんがオタッキーな役だってのはなんとなく、あの最初のこうチラシなどでもわかっていると思うんですけれども、実際にあの役を自分で演じるにあたって、お勉強(笑)なされたとか、何か色々考えたことってあるんでしょうか?

浅野 いや、特にはありませんけど。ハイ。

司会 自分としては、ノゾキに対しては、こう何か持ってるもの(笑)とかあったりするんでしょうか?

浅野 そうですね、あの、ハイ。
<笑>
  あっても言えないですね(笑)、そんなことは。

司会 はい、どうもありがとうございました。
<拍手>
  そして、やっと順番を回したいと思いますが、今回はキャプテン・バナナという素晴らしいですね、役の名前をもらっておりますね、原田芳雄さんです、よろしくお願いいたします。
<拍手>
原田芳雄さん (黒のスーツ)
  え、どうもこんばんは。あのー、いつもあの、映画ってのはだいたい身体に非常に、僕の..悪い...映画終わると、1本終わるともうボロボロになるんですけど、この映画は非常に身体に良い映画だったもんですから。今日、皆さんの中で肩凝りの人だとか不眠症の人なんかは、この映画見たあとスッキリして、劇場を後にできると思います。どうぞごゆっくりとお尋ね..(間違いに気付いて) わぉ!(笑)ごゆっくりご覧になってください。どうもありがとうございます。
<拍手>
司会 原田さんといえば、やっぱり今まで色々出られてらっしゃって、そして色んな個性的な役をやっていらっしゃいますよね、今回はそれにも増して奇抜な、あのバナナのようなヘルメットを被って演じてらっしゃいますが、あれを、役を引き受けたときの自分の感想というのはどうでした?

原田 え?

司会 あの役をですね、監督からいただいたとき、どんな気分になりました?

原田 いや、嬉しかったですよ。

司会 (笑)

原田 ええ、初めての被り物ですから。
<笑>
  脱ぐときが恐かったですが、ハイ、楽しかったです。

司会 どうもありがとうございました。大きな拍手をお願いいたします。
<拍手>
司会 それでは、折角ですから、監督、あの今まで、皆さんからたくさんコメントいただいてまして、ちょっとうかがいたいんですけども。

石井 はい。

司会 今回のこのキャスティングと、あとキャラクターはどこから発案して来たんでしょう?

石井 ま、全部身近にいる友達から。まぁ、本名をもらった人もいるし。あとはまぁ、友達をバカにするときに変なマネとかするじゃないですか、そのマネの方をやってもらった人もいるし(笑)

永瀬 (突如) へっ(笑)

石井 そんな感じですね。身近なところからだいたいは。

司会 わかりました。じゃあ最後にですね、この映画の、まメッセージというか、今日ですね、ご覧になる方々にですね、メッセージをよろしくお願いいたします。

石井 ま、深いメッセージは別にないんですけど、まぁ、なんか...うーん、そうですね、世の中こんなでアリなんだぁと思ってくれればいいかな?って感じですかね。まぁ、見てから(笑)

司会 はい、というわけで石井克人監督のコメント、どうもありがとうございました。
大きな拍手をお願いいたします。
<拍手>


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更新:2001.11.09(金)
obuchi@yk.rim.or.jp