4回目上映前の巻
司会 |
それでは浅野忠信さんから一言ずつご挨拶をお願いいたします。 |
浅野 | 皆さん本当に今日はこんなにたくさん集まってもらって本当に嬉しいです。ありがとうございます。えっとまぁ映画の内容とかのテーマというものが軽いものではないと僕は思っているので皆さんじっくり見て欲しいなと思います。それで楽しかったらまた友達とかを誘ってもらえれば嬉しいです。それでまぁ今日見ただけで「何かちょっとわかんなかったなぁ」と思えば、もう1回見てもらえれば、何度も見てもらえれば嬉しいです。本当に今日はありがとうございます。 |
<拍手> |
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司会 |
敦という役で登場なさったのは、「ワンダフル・ライフ」に続いての出演です。ARATAさん、よろしくお願いいたします。 |
ARATA | どうも、こんばんは。 |
こんばんは! | |
えっと、皆さんはこれから...見るんですよね?(不安げにだんだん声が小さくなる) | |
(^o^) | |
司会 |
これからですよ(笑) |
ARATA | えっと、えっとですね...えー...ええっとですね、えー |
(^o^) | |
あの...皆さんがきっとこれからあの映画が始まって、すごく、時間をすごいとても本当に良い時間を過ごせると思いますので、これは僕が初めてこの「DISTANCE」が出来上がって初めて見たときにもすごいとても、素晴らしい時間を過ごしたんで、皆さんにもそれを味わっていただければとても嬉しいと思ってます。えっと、今日はあの...あの並んでいる人は皆さん見て、入ってくれたんでしょうか? |
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司会 |
そうです。あ、これから。並んでくださってて、今入って、舞台挨拶終了後、初めてご覧になる。 |
ARATA | あー |
(^o^) | |
あの、えっと、えー、長い時間どうもすいません。ありがとうございます。 | |
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司会 |
カンヌ映画祭で黒いタキシードの男性陣の中にあって、花柄の鮮やかなドレスがとっても印象的でした。今日もめちゃくちゃ光ってます。夏川結衣さん、よろしくお願いいたします。 |
夏川 | 今日は相当長い時間並んで下さった方々がいらっしゃると聞きました。暑い中本当にありがとうございました。2階席の方もありがとうございました。あのこの映画、私も見たとき、1回見終わって、「も1回見なきゃ」と思ったので、皆さんもまた2度3度と見てもらえたら嬉しいと思います。このような映画に参加できてとっても良かったと、良い思い出ができました。どうもありがとうございました。 |
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伊勢谷 | えっと、勝役をやらせていただきました伊勢谷友介です。えっと、僕はこの作品の中でそのまんまの自分を演じさせて、あの監督の意向もあり、僕の意向もあったと思うんですけど。そのまんまの形で演じさせていただいて、あの言葉に関しても、意志だったりそういうものに関して、自分のままやらしていただくことができたんで、あの役柄に対して疑うことなく、もしかしたらこの映画を見てもらえるかもな。もう僕だけでなく、誰もがどっかリアルなんですね。それを感じていただいたら、感じが伝わるんじゃないかと思います。ぜひ優しい目で見て行ってください。ありがとうございます。 |
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司会 |
北野映画ではドスの効いた兄貴役、またこの映画ではとても幸せな側面を見せてくださいます。寺島進さんです。 |
寺島 | こんばんは。 |
こんばんは! | |
甲斐実役をやりました寺島進です。あの、皆さん「ワンダフル・ライフ」見た方どのくらいいらっしゃいますか? | |
(^o^)/ (^o^)/ (^o^)/ | |
ありがとう。 | |
(^o^) | |
えー、そのあの是枝監督と「ワンダフル・ライフ」からご一緒になりまして、それで今回素敵な役者さんともまた出会いまして、また新たに出会った役者さん、そして今日いらしてないですけどスクリーンで素晴らしい役者さんたくさんいますんで、本当にこの大自然バックに素敵なコラボレーションができて、本当に自分は嬉しく思ってます。それでまぁ、これは映画なんで、あのマニュアル通りのテレビの設定ですとか、わかり易いリアクションとかそういうのは一切なくて、とてもナチュラルなんで、皆さんその辺なんかを感じてくれればとてもありがたく思ってますんで、ええ。ゆっくりリラックスして見てやってください。どうも今日はどうもありがとうございます。 | |
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司会 |
それでは最後に是枝裕和監督からご挨拶お願いいたします。 |
是枝 | えーたくさんお越しいただきましてありがとうございました。前の映画からちょうど2年くらい経って、またここで公開できるんですけど、とても嬉しく思ってます。今回の映画は本当にストレートに自分が今考えてることとか、悩んでいることとか、あの自分の中に対しても外に対しても持っているいろんな問題意識とか気持ちとかをストレートに出しました。なので、それを受け止めていただいて、劇場を出た後に、皆さんが自分の生活の中でまた色んなことを考えたりして行くきっかけになってもらえればいいなと思っている映画です。あの、テーマは重たいテーマだと思うんですけれども、映画の中で、描かれる登場人物たちの感情は非常に豊かに、リアルに描けたと思ってます。楽しんでください。で、今日は本当にご挨拶だけなんですが、6月に入ってまたティーチ・インという形で上映が終わった後に僕とキャストがここへ来て、上映後に何回か質問をもらってQ&Aという形で話をして行きたいと思ってまして、もしあの見終わっていろんな疑問点とかが心に残ったら、またそのときに足を運んでいただければと思います。よろしくお願いします。どうもありがとうございました。 |
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更新:2001.05.28(月)
obuchi@yk.rim.or.jp